2017年 7月13日

シェフの休日【洋菓子業界 イベントの流れ】

20170712_110308hp 洋菓子業界に興味のある方、参考までに読んで下さい。 一年を通じて、色々なイベントがあります。 当店含め殆どの飲食店が、色々なイベントを利用し、お客様に楽しんでもらえる様考えています。 実際に、どう進めて行くかを簡単にご紹介します。 昨日は、包装資材の展示会でした。 包装資材とは、ラッピングに使用するシートやリボン、お菓子を入れる箱、袋 等 食材以外の物と考えて下さい。 20170712_110232hp20170712_110225hp この展示会ではリボンメーカーさんが講師の方を読んで来てくれ、 トレンドのリボンの作り方やラッピングの仕方を教えてくれます。 上の写真は、シェフが良いなーと思ったリボンです。     さて、ここからは、イベントをどう進めて行くかと言う本題についてです。   今回の展示会は、クリスマスとハロウィンがメインで、その他お正月向けの商品でした。 大凡半年前から注文します。   ≪発注数はどうやって決めているの?≫ 長年やっているお店は、前年、前々年のデータを基に注文します。 当店は、まだまだ年数が少なく、何個売れるか予測がつかないので、 シェフの「こんだけは売りたい!」と言う希望数で注文しました(笑)   後は、奥様がどんな焼き菓子を何個入れて、どんなラッピングをして、いくらにするか考え、微調整します。   ≪これからは何するの?≫ 先ずは、ハロウィン向けの商品を決めます。 焼き菓子用の箱や、生菓子用の飾り、ハロウィン用生菓子等。   同時に、クリスマス向けの商品も決めていきます。 焼き菓子用の箱や、生菓子用の飾り、クリスマス用生菓子等。   10月初め頃に、クリスマスケーキの写真撮りを行い、チラシのデザインを依頼し、 11月初め頃にチラシを入れます。   また同時に、10月初め頃までに、お正月向けを決めて行きます。 焼き菓子用の箱や、生菓子用の飾り、お正月用生菓子等。   またまた同時に、バレンタイン、ホワイトデー向けを決めて行きます。   ここまでで一区切りし、その後、母の日、父の日用を決めて行きます。   つまり12月までに殆どを決めてしまいます。   後は、洋菓子業界の繁忙期を全力で突き進んで行くだけです!   参考になったのか・・・。   自分への確認事項として書いてみました。   ご精読、有難う御座いましたm(__)m